精密根管治療

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精密根管治療について

根管治療とは

歯を残すことをあきらめないで
ご相談ください

歯の根まで進行した重度な虫歯や他院で抜歯宣告された歯でも「自分の歯」を残せる可能性があります。
藤沢市辻堂の歯医者 ひろ湘南辻堂歯科では、科学的根拠に基づいた診査・診断とマイクロスコープを活用した精密な治療で、抜歯や治療後のトラブルを回避します。

TROUBLE

このようなお悩みは
ありませんか?

  • 抜歯や神経を抜くことを勧められた
  • 歯の痛みが引かない
  • 歯肉の腫れが治らない
  • 根の治療が長引いている
  • 歯に亀裂が見つかった
  1. 他院で抜歯が必要と判断された場合でも、歯を残せる可能性があります!その治療の一つが精密根管治療です。

    藤沢市辻堂元町の歯医者 ひろ湘南辻堂歯科では、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)や歯科用3D(立体)デジタルCTよる精密検査で、口腔内の細部まできっちりと観察していきます。

    説明している風景
  2. 病変の進行度や原因究明をしっかり行い、精密治療による適切な処置で、「歯の神経を抜く必要がある」と診断された歯でも神経を極力残せる場合があります。米国歯内療法学会のコンセプトを厳守した精密根管治療で、患者さんの抱える悩みを解決へと導きます。まずはお気軽にご相談ください。

根管治療の成功率

    日本の成功率は20~40%程度

  1. 根管治療は、繊細で高度な技術が必要な治療の一つです。保険診療では治療費が安価な反面、精密で治療が難しく、再発の可能性が高くなります。
    次のグラフは、根管治療後のX線写真で、歯の根に病巣を確認できた割合を示したものです。これは根の病気の再発、つまり根管治療の失敗率を表しています。 日本の成功率は20~40%程度
  2. 日本と米国の根管治療

  3. では日本と米国の根管治療を比較してみましょう。
    右の表より、日本の保険診療で根管治療を行なった場合、半数以上で再発がみられ、再治療が必要になっています。
    一方、米国で根管治療を行なった場合の成功率は約90%です。この違いはどこからきているのでしょうか。 日本と米国の根管治療

日本と米国の根管治療の比較

日本と米国で根管治療に大きな差の開きがあるのには、明確な理由があります。

    • マイクロスコープの使用
    • ラバーダムの使用
    • 治療時間
    • 歯科材料
    治療している風景
  1. 全てにおいて違いがあります。日本の保険診療では、治療方法や材料、治療にかけられる時間などに制限や限りがあるため、致し方ない部分もありますが、当院では自由診療によって、米国レベルの根管治療を提供可能です。

当院の精密根管治療の
6つの特徴

1.マイクロスコープ
(拡大視野下での治療)

当院では、肉眼より大幅に視野拡大できるマイクロスコープを用いて、根管治療を行います。根管内を拡大し、暗くて狭い根管の奥まで視覚的に確認を行いながら治療を進めていくため、感染部位を取り残すこなく的確に除去します。

藤沢市辻堂の歯医者 ひろ湘南辻堂歯科では日本顕微鏡歯科学会認定医による確かな顕微鏡技術を活かした治療で、再治療のリスクや患者さんの負担を最小限に留めてまいります。

マイクロスコープ(拡大視野下での治療)

2.治療の安全性を高める
治療器具

複雑な根管内の治療は、一歩間違えれば大きなトラブルへと発展してしまう恐れがあります。当院では、汚染物質を隅々まで除去する極細のニッケルチタンファイルと呼ばれる器具をはじめ、器具が歯の根を突き抜けたりしないよう正確な根管内の長さを測るモーターなど、専用器具や薬剤を使用してトラブルを未然に防ぎます。

治療の安全性を高める治療器具

3.ラバーダム防湿

お口の中には皆さんが思っているよりもきれいなものではなく、湿度や食べ物の残りがあり、細菌が住み着いて非常に増殖しやすい環境なため、無数の細菌が口腔内に生息しています。本来歯の中は無菌ですが、唾液などに含まれる細菌が治療中に根へ入り込むことで、治療後に膿んでしまったり再発につながります。そういった細菌感染を防ぐためには、ゴムのマスクのようなもので歯を覆って治療する部位だけを隔離した状態にする「ラバーダム防湿」が効果的。

藤沢市辻堂の歯医者 ひろ湘南辻堂歯科では専門的な知識と技術を持った院長が、精密根管治療(自由診療)の際に必ずラバーダム防湿を行なっていますので、安心・安全に治療を受けていただくことが可能です。

ラバーダム防湿

4.歯科用CTを使用した
正確な診査・診断

より正確な診断に基づいた安全な治療を提供するために、歯科用3DデジタルC Tを導入しています。一般的なレントゲン撮影では撮影できない骨の中の病変・歯の状態・歯の神経の位置関係も含めて正確に確認することで、患者さん歯を1mmでも多くすことを可能にします。また、歯科専用に特化したC Tなので医科用に比べて被曝量を最小限に抑えています。

歯科用CTを使用した正確な診査・診断

5.神経を温存する
MTAセメント

歯の神経を取ったことにより空洞になった根の内を放置すると、再感染の恐れがあるため緊密に塞ぐ必要があります。一般的に「ガッタパーチャー」とよぼれるゴム製の材料で隙間を塞ぎますが、穿孔(根に穴があく)や根っこの尖が大きく空いているなど、必要に応じて「MTAセメント」で根管内の空洞を埋めることで細菌の再感染を予防。
歯の神経を残す最後の治療としても注目されており、抜髄と診断された場合でも部分的な抜髄(断髄)で歯を残せる可能性があります。

虫歯の進行度によっては適さない場合もあるので、的確な診断を行い、患者さん一人ひとりに最適な治療をご提案します。

神経を温存するMTAセメント

歯髄温存療法について

6.十分な時間をかけた
丁寧な治療

  1. 緻密な治療が求められる精密根管治療は保険診療と比べて治療時間の制限がないので、1回最長1時間半程度の時間を設けてラバーダムの使用や丁寧な歯質の切削を行います。
    治療時間が長いと感じる方も多いと思いますが、時間短縮を優先した治療は感染源を取り残してしまうことで再発が起こり、結果的に治療回数が多くなるリスクを抱えます。

    十分な時間をかけた丁寧な治療
  2. 十分あ時間をしっかり確保した上で、効率的かつ的確に治療を進めることが、治療後も歯を長持ちさせることに繋がります。

当院で行う精密根管治療

  1. 適切な麻酔をすることで術中の痛みをコントロールします。 (チクチクしない、神経に触るような激痛を与えない)
  2. 根管治療前準備に手を抜きません。 (痛みの原因は神経取り残しではなく、肉眼では見えない場所に虫歯が多く残っていることが多くあります。銀歯や古い詰め物を外し、隠れている虫歯を徹底的に除去します。)
  3. 清潔で無菌的な治療を心がけます。 (ラバーダム防湿、滅菌器を使用します。)
  4. マイクロスコープを全ての症例で使用し、
    肉眼では見えない感染を徹底的に除去します。
  5. 体に優しい安全な薬剤を使用します。 (海外では使用禁止とされているホルマリンや臭いの強いお薬は使用しません。)
  6. コンピューターにて回転力や速さを制御するNiTiファイルを使用し、
    効率を上げて回数を少なく安全に治療します。
  7. 緊密な根管充填と精密な補綴修復により治った根菅をより長く維持します。
    適切な診断と処置によってあなたの歯を救う手助けができるかもしれません。

治療後考えられるリスク

  • ラバーダムを使用しての根管治療の成功率は、世界的レベルで50〜90%前後といわれております。
    根管治療完了後も再治療、外科処置(別途治療費が必要です)、抜歯などの処置が必要となる可能性があります。
  • 根管治療では多くの特殊な機械を用いて治療を行います。現段階では機械が破損し、根管内に留まる危険性や歯への穿孔が起こる可能性があります。
  • 人工物除去ができない場合は治療を中断することがあります。また、除去時に歯牙及び歯根が割れる可能性があり、その場合は抜歯になる可能性があります。
  • 麻酔薬、注射、投薬などにより、まれではありますが次のようなことが起こることがあります。
    ①腫脹 ②感染 ③出血 ④不快症状 ⑤痛み ⑥吐き気 ⑦アレルギー反応 ⑧唇、舌、歯肉の麻痺やしびれ
  • 根管治療以外の選択肢として、
    ①外科処置 ②抜歯 ③何もしない 、
    このような選択肢もあります。
    アメリカ歯内療法学会ガイドラインを参照し、歯の状態によっては外科処置に移行する場合がありますが、まずは担当歯科医師とご相談ください。
    上記の術式は、非外科的に歯の中を切削・清掃し、根管内に薬を充填します。
    場合によって、外科処置に移行する場合があります。

基本コンセプトを厳守した根の治療
(精密根管治療)なら、患者さんのお悩みを
解決できるかもしれません。

藤沢市辻堂の歯医者
ひろ湘南辻堂までお気軽にご相談ください。

料金表を見る

抜歯を回避するための
歯周外科

  1. むし歯が歯ぐきの中(歯肉縁下)まで及ぶ場合、歯や歯ぐきの正常構造は破壊されてしまいます。その状態を改善できなければ、周囲の歯や骨に悪影響を及ぼすのを防ぐため抜歯の適応となります。
    歯冠長延長術や矯正的挺出が適応できる状態であれば、むし歯を歯肉縁上に移動させて健常な状態に戻すことができます。その場合は保存が可能となります。 抜歯を回避するための歯周外科
  2. 藤沢市辻堂の歯医者 ひろ湘南辻堂歯科では、日本歯周病学会認定医の院長が、より専門的な知識・技術を持って重度な虫歯にも歯周外科で対応しています。

あきらめないで、ご相談ください

専門的な知識とテクニック、設備を用いることで今まで残すことが難しいと考えらえれていた歯を保存することが可能になってきました。何度も腫れを繰り返している、痛みが取れない、他のクリニックで抜歯することになった、綺麗な歯を入れるための基礎工事をしっかりやっていきたい、など歯を残すことについて、どんな小さなことでもご相談ください。患者様の大切な歯を守るための精密治療を提供いたします。

歯冠長延長術症例

矯正的挺出症例

精密根管治療の症例

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